手水舎
[伊勢神宮外宮]
【手水舎】(ちょうずや/てみずや)
神社や寺院で参拝前に手を清める水
■身を清めるため
・参道の途中や社殿の脇に置かれる
・通常は拝殿に向かって参道の左側にある(参拝は左側通行、時計回りが原則)
※参道中央は神の歩く場所
・神にお参りする前に手を洗い口をすすいで身を清めるところ
■四方転びの柱と四方吹き放し
・屋根と柱だけの建物
[伊勢神宮外宮]
■水盤と柄杓
・自然石に水が注がれる仕組み
・鉄や木などもある
■柄杓の使用方法
・柄杓を右手に持ち水を掬う
・左手に3回に分かてかける
・柄杓を左手に持ち替えて水を掬い右手も同様におこなう
・柄杓を右手に持ち替えて掬った水を左手のひらに溜めて口をすすぐ
※直接口をつけないこと
・左手を水をかけてすすぐ
・使った柄杓を縦にして柄に水を流すようにすすぐ
※続く人へのマナー
■手水舎の石に書かれている文字
・「洗心」は手を洗う事が心を洗うことに通じるという意味
・「漱水」はすすぐ、口を洗う、うがいをするという意味
・「祓禊(ふつけい)」ははらいとみそぎ
[伊勢神宮内宮の御手洗場]
■手水の起源
・聖域を流れる川の水や湧水で身を清めたことが起源
・伊勢神宮内宮の御手洗場が有名
・河川の汚染等が原因で現在の境内への設置がされた
□各地の手水舎
【石川県金沢市石浦神社】
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