2010年06月28日

大願寺(安芸の宮島)

大願寺(安芸の宮島)

明治初頭の神仏分離令で損失した護摩堂を平成18年(2006年)春、 約140年ぶりに再建。仏が宿るといわれる香木・白檀(びゃくだん)を使って制作された高さ約4mの巨大な不動明王像

大願寺(安芸の宮島)

大願寺(安芸の宮島)

大願寺(安芸の宮島)

大願寺(安芸の宮島)




【大願寺(だいがんじ)】


 亀居山方光院大願寺。真言宗
 開基不明、建仁年間(1201年~1203年)の僧了海の再興と伝えられる。
 明治の神仏分離令までは厳島神社の普請奉行としての役。
 寺院の修理・造営を行う。
 千畳閣、五重塔、多宝塔などから形成される厳島伽藍の中心。
 秘仏「厳島弁財天」(弘法大師空海の作)は日本三弁財天の一つ。
 
 弁財天は現世利益の女神様。
 神仏習合の時代は厳島神社の主神・市杵島姫令が理財の女神。
 仏教の弁財天と同一視されていた。
 神仏分離令によって厳島神社から遷される。
 収蔵するもの
  ・厳島弁財天
  ・木造薬師如来像(重要文化財)
  ・千畳閣の本尊だった木造釈迦如来坐像(重要文化財)
  ・その両脇を守っていた阿難尊者像と迦葉尊者像(重要文化財)
  ・五重塔の本尊だった三尊像
  ・多宝塔の本尊だった薬師如来像
  ・護摩堂の本尊だった如意輪観世音菩薩

 本堂奥の書院は勝海舟と長州藩士が講和会議をした場所。





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Posted by 狛犬 at 22:00│Comments(0)広島県
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